珈琲牛乳
休み時間 購買で
今日もコーヒー牛乳を
100円は大金だ
君の街への電車賃
くらいだ
大人になって ブラックに慣れて
毎朝一本で 頑張っている
酔ったせいで 久しぶりに
飲んでみようか なんて
買って 帰る
君のいない部屋に
タバコにはあわないよな
甘すぎるもんな
風呂上がりの為に 冷蔵庫で封して
腐らせてしまった夜に
トイレに流して
思い出したり
泣いたりしているよ
動画見て 朝が来て
気づかずに眠って
鳥たちも ホッとした
良く晴れた 今日は日曜日
夕方起きて テレビを付けて
大事な今日を ドブに捨てて
コンビニまで歩いていく
間違えて買った タバコ二種類
捨てることもできない
何一つ変わっちゃいないような
その味も僕も
この夕焼けだっていつまでも綺麗だろう
感傷に浸るふりして
馬鹿だなって思うよ
君はどう思う?
子供すぎるかな
タバコには合わないけど
ちゃんと飲みきるよ
春が過ぎても
忘れないでいよう
そんな僕らの
強がりは飛んでいく